バッティングの理解2の流れに補足

目の話を書きました。
野球選手が目のトレーニングをしていると言うのは有名な話ですが、どのように使うのか?使われるのか?どう使うのか?と言う話です。

瞬間視、中心視。
周辺視野。
立体視。

と書きました。

使う方法とか、タイミングは書きました。

この補足はと言うと、何故?それを使うのか?使われるのか?と言う説明です。

バッティングではプロの選手や高校野球の選手を見ていると、タイミングを取るためや力みを無くすためにルーティンからボールが投げはれるまでの間にバットを動かしたり、足を動かしたり、腕を動かしたりする動作よく見ます。
バットの出が悪かったり、スイングスピードが上がらなかったりすると、ミート出来なかったり、詰まったりしてしまいますので、そうならないように余計な力を入れないような行為です。
当然力を込めないと打ち返せませんし、スイングスピードも上がりません。
力の入れ所がありますよね。

動物や人間には広い視野があります。
ましてや、動物は目が側面にあったりして相当広い視野があります。
ただ、人間の目は正面にありますので視点の交差によって立体的、遠近感のある3D的な視野を持っています。

どちらの生き物にも周辺視野、中心視の能力が備わっていますが、動物はサバイバル生活ですので常に周辺を警戒し続けないと身の危険にかかわりますので、周辺視野の能力が高く周辺視野をメインに活用しています。
その周辺視野には視界に突然飛び込んで来るように見えるものに対して、考えて避けると言うよりも反射的に避けるといった高い危険回避能力があります。
これは人間も同じで、自分に何が飛んできて、危ないと思った瞬間にそれが何かを確認する間もなく避けていると思います。
これが周辺視野をメインに活用しているときに発動できる能力です。
その能力と相反するものが中心視です。
動物も同じですが、一つのことに集中してしまうと周りのことが見えなくなります。
そういう状態では、突然視野に飛び込んできた物に反応して避けるといった反応は遅れてしまいます。

ボールをよく見ると言うことは中心視が必要ですが、この能力を使っているときは周りへの反応が遅くなり、視野が狭くなり、身体が動きにくくなると言った特徴があります。
周辺視野には周りで起こっていることを把握して素早い動作や反応、緊張を抜くと言った特徴があります。

この相反する能力をバッティングでは両方使ってボールを捉えることで、打率や打球の質を向上させることができます。

人間の生活ではほとんどか中心視を使って行われていますので、周辺視野は無意識に発動していてあまり意識することはありません。
ですので、それを意識的に行うことはトレーニングが必要で、よく速読が良いとか言われていると言うことです。
実際、野球経験がない速読の達人が150キロのボールを打つと言うテレビ番組の企画は、確かにそうかもしれませんが、それだけの達人になるには相当の時間と努力が必要で、少しばかりトレーニングしてもそこまでいくのは難しい事です。
高校野球でレギュラーを取るような努力が必要でしょう。
そんな時間はありません。
なので、どう使うかを学んで、その活用方法を活かした野球の練習をするべきです。

まとめ。
立体視を使って、どこかに焦点を合わせない、中心視を使わないで周辺視野にてピッチャーの動作を全体の動きで把握してピンポイントでその動きに合わせてタイミングを取る。
その方が力も入らず、反応が早くなるので捉える確率が上がる。

ボールを放す瞬間に中心視を使って見る。
こうすることでボールの放す瞬間に集中するので、能力の高い選手は握りが見えたりする。

全体の軌道に合わせてスイングをする。
この時にはすでに自然と周辺視野でとらえています。


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